日常に潜む“違和感”が恐怖を呼ぶホラー体験と、笑って泣けるエンターテイメントを融合させ、観る者をまさかの結末がもたらす衝撃と感動で夢中にさせている映画『見える子ちゃん』。数々のヒット作を生み出してきた鬼才・中村監督と、主人公・みこを演じる原菜乃華さんらをはじめとする高校生役キャストから彼女たちを見守る大人キャストたち、そして制作スタッフ全員が一丸となってホラーと青春が同居する新次元の映画体験を実現させました。そんな本作から、この度、映画撮影の裏側を捉えた、青春の汗と涙がきらめく＜『見える子ちゃん』大団円メイキング映像＞が解禁に！感動の結末へと続く名場面たちはどのようにして撮影されたのでしょうか─。その裏側では何が起きていたのでしょうか─。スクリーンには映らない現場から“見える”キャスト・スタッフたちの真摯な姿が『見える子ちゃん』での映画体験をより熱くさせる、映画撮影の裏側を捉えた貴重な映像が到着しました！

メイキング映像が映し出すのは、撮影も大詰めを迎えた頃。突然霊が“見える”ようになった女子高生みこの学園生活を舞台にして描く本作は、学校の敷地だけでなく、みこが暮らす町全体でロケが行われましたが、映像には物語で大切な役割を果たす“神社”で起きた大事件の一部始終が収められています！神社では原さんとユリア役のなえなのさん、遠野先生役の京本大我さんによる重要なシーンが撮影されていましたが、初夏の陽気に誘われ撮影中に虫が大量発生するという想定外の事態が発生。大量すぎる虫の前に、原さんと京本さんは苦戦している様子を見せましたが、プロフェッショナルの矜持で虫を“全力無視”で演技に集中…と思いきや、突如絶叫しながら逃げ惑う原さん！その緊急事態にもスマートに回避してみせる京本さん。頭を抱えていた原さんの顔のすぐ近くの袖に大きめの虫がついていたことによる顛末ですが、のちに行われた公開御霊舞台挨拶で原さんが「可憐にターンして逃げていて美しかった」と回想した京本さんの姿がそこにありました。

さらに、映像にはクライマックスを飾る文化祭で原さん、なえなのさん、ハナ役の久間田琳加さんがおばけ屋敷を3人でまわるシーンの撮影裏も記録されており、自由に叫びおののく彼女たちの最高のカットを逃すまいと食らいつくスタッフたちの職人魂を垣間見ることができます。気合充分な中村監督の力が入った演出によって完成した青春全開のおばけ屋敷シーンは本編でぜひお確かめください。映像の最後は昭生役の山下幸輝さんとなえなのさんのオールアップ時の様子で締めくくられており、中村監督と熱い握手を交わした山下さんは「短い期間の撮影でしたけど、密度の濃い現場。本当にお疲れ様でした！」と充実した表情を見せ、大きな花束を受け取ったなえなのさんは「映画（出演が）初めてで、とっても勉強になる現場でした」と言い切らないうちに、目から美しく輝く涙が…。見守っていた原さんと久間田さんも思わず抱きしめにいくと、「どうしようと思っていたけど、皆さんがいたおかげで本当に楽しく過ごせました。またご一緒できるように演技を頑張りたいなと思います。ありがとうございました」と続けて挨拶し、温かく愛にあふれる拍手が『見える子ちゃん』の現場を包み込みました。

ホラー、青春、そしてヒューマンドラマは本編のなかだけでなく、撮影現場でも繰り広げられ、作り上げられた映画『見える子ちゃん』。すべてが詰まった新次元の映画体験に観る者をいざなう本作で、2025年の忘れられない夏の思い出をここから始めましょう！