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おばけ屋敷メイキングツアー特別映像と学園生活オフショットが解禁!

\一から手作り!/
おばけ屋敷メイキングツアー特別映像
&青春真っ盛り学園生活オフショットも解禁!!

6日に劇場公開を迎え、2週目で鑑賞後の口コミによってさらに勢いを増している映画『見える子ちゃん』。SNS上では称賛の声のみならず、「ホラーと学園青春ドラマがベストな形で融合していてとっても良かった!」「劇中の学園祭、自分たちも作ったことがあって懐かしさを覚えた」「学園祭の雰囲気に懐かしさを感じた」と劇中で織りなされる青春にノスタルジーを感じる声も続出しています!

そんな本作から、この度、物語の軸を作る劇中の文化祭の出し物 “おばけ屋敷”を主人公・みこを演じた原菜乃華さんが直々に紹介する、おばけ屋敷メイキングツアー特別映像&学園生活オフショットが到着しました。この映像は本作の撮影をしていた2024年に撮られたもので、本作の美術を担当した久渡明日香さんとともに、ロケ地である校舎のなかに一から手作りされたおばけ屋敷を巡り、美術のポイントを交えて紹介するだけでなく、愛とこだわり、そして地道な努力によって完成される映画制作の裏側を捉えた貴重な内容となっており、あわせて解禁となったオフショットでは美術スタッフが一から作り上げた“学校”のなかで自然体の姿を見せるキャストたちが捉えられています。

実は本作のストーリーにおいておばけ屋敷は重要なテーマの1つ。本作のメガホンをとった中村監督が作品のオファーを受けた時に原作は3巻が発売されたばかりで、3巻までの内容を基に脚本制作を始め、原作2巻に描かれていたおばけ屋敷から着想を得て、映画オリジナル要素に文化祭準備を入れ込んでいったそうです。初稿の段階ではおばけ屋敷をメインの要素と考えていませんでしたが、ネットでの調査や知人の若手俳優や近所の高校生へヒアリングを重ね、メインの要素に据えることとなりました。「物事に向き合わない人が向き合う話にしたいと思った」と中村監督が明かしており、親友を救うためにと向き合うだけではなく、面倒な文化祭準備にも向き合っていく、鑑賞者の心を打つストーリーが完成しました。

そんな物語としても重要なテーマとなっている文化祭のおばけ屋敷ですが、どんなこだわりが詰まっているのでしょうか。おばけ屋敷のルートに沿ってハンディカメラを持った原さんが、こだわりの詰まった空中に浮いているガイコツや落ちてくる蜘蛛などを紹介していきますが、段ボールに描かれた不気味な目が登場すると久渡さんは足を止め、「国語の授業中にみんなに作ってもらったやつがちょこちょこあるんですよ。実際にシーンの中で作ってもらった」と、高校の文化祭らしく劇中で生徒たちが善(京本大我さん)の受け持つ授業中に作った装飾がそのまま使用されていることを明かします。また、光の取り入れ方にも工夫が凝らされており、窓を真っ暗にすると、部屋全体が暗い空間になってしまうため、カラフルなステンドグラスを取り入れて空間を明るく演出。人を驚かすことを目的とした飛び出す仕掛けにもミイラ化したキューピーちゃんや包帯を巻いたぬいぐるみを登場させて、“怖いだけではない女子高校生らしいかわいさ”をテーマにしていることを久渡さんは語ります。根っからの怖がりな原さんも「絵とか色とかもすごくおしゃれでかわいい!」と目を輝かせながらおばけ屋敷を見まわしており、あわせて解禁となったオフショットでも、劇中の“”に怯えるみこの日常ではなかなか見せることができなかった、リラックスした楽し気な表情を垣間見ることができます。

おばけ屋敷レポートはさらに続き、劇中でみこが作っていた<みこ柳>(※命名:原さん)のオブジェや、口が大きく切り取られたウサギの看板に取り入れられた仕掛けなどが紹介されると、久渡さんは笑顔で「ハナ(久間田琳加)をギャーギャー言わせたい」と熱い意気込みを語りました。そんな久渡さんの努力が実り、本作のプロモーション中に、なえなのさんによって「本気でウサギ(の仕掛け)にハナがビビり散らかしていた」と暴露されており、久渡さんのハナを怖がらせたいという目標はしっかりと果たされたようです。

青春、ホラー、そしてヒューマンドラマが絶妙に融合し、おばけ屋敷に遊びに行くような楽しさと怖さが詰まった映画『見える子ちゃん』。劇中に登場するおばけ屋敷をはじめとする美術の裏側にもご注目いただき、劇場でその細部まで宿る本作への愛を堪能してください。

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