6月14日(土)実施:スペシャルトークショーin関西レポート
映画公開2週目の6/14(土)、中村義洋監督と、映画『見える子ちゃん』本編に本人役で出演したオウマガトキFILM(心霊系YouTuber)のヒロさん・トモさんの豪華トークショーが開催!
名古屋ミッドランドスクエアシネマ、 T・ジョイ京都、大阪ステーションシティシネマにて、映画本編上映後に実施されました。
名古屋ミッドランドスクエアシネマ
最初の挨拶ではオウマガトキFILM・ヒロさんは「中村監督の大ファンで、『ほんとにあった! 呪いのビデオ』で育った。作品に出られたことに感激」と映画出演の感動を述べました。
この会場のトークテーマは「Jホラーと心霊系Youtubeのつながりは?第一線で活躍するクリエイターがホラー演出の極意を語りつくす!」。
ヒロさんは、心霊スポットを何百か所と回っていると「ここにいる」というのが分かってくると話し、トモさんは心霊スポットは人間が自分しかいないところが「サウナみたいで落ち着く」と観客の笑いを誘っていました。
監督は、本作の編集について「『ここまで見せてしまったらバレるかも』というギリギリで騙せると一番気持ちいい。編集作業が楽しかった」と明かしました。
映画を二回目に観る時に見てほしいポイントとして、監督は「“あのキャラクターたち”の変な芝居と変なセリフ。ヒントをちりばめているので見てほしい」と語り、ヒロさんは「霊の造形を改めて見てほしい。監督が過去に写真で見て、本当に怖いと思った霊がモデルになっているそうです」とポイントを挙げていました。
T・ジョイ京都
ヒロさん・トモさんのキャスティングのきっかけについて、監督は、「本作の脚本に取り掛かった頃はホラーではない作品の撮影が続いていて、ホラーの体に慣らすために心霊系YouTuberや実話怪談を見漁っていた中で、オウマガトキFILMさんの動画が特に面白かった」と明かしました。
トークテーマは「出張・オウマガトキのサブチャンネル!」。「見える子ちゃんに登場する霊の参考になった」と監督も語っていた、オウマガトキFILMのYouTubeサブチャンネルで取り上げられる心霊写真を紹介。
ヒロさんは「今日紹介する心霊写真は危険なものが多く、大画面で映すと影響も大きいかも…体調が悪くなった人がいたらお近くのスタッフにお知らせください」と物々しい雰囲気で行われました。
最後に監督は「(映画に登場した)シークエンスはやともさん(霊視芸人)が、理屈上はみんな霊が見える、いつか見えるようになると言っていた。この映画を霊を見る入門編だと思ってください」と締めくくりました。
大阪ステーションシティシネマ
トークテーマは、「映画史に新たな“無反応系”ホラークイーン誕生!Jホラー愛を語りつくす!」
心霊映像は昔と今で何が変わっている?という問いかけに対しヒロさんは「昔の心霊映像はVHSで、旅行に行ったときなどに撮ったものが多かったが、今は皆スマホですぐにビデオを回せるからちょっとしたシチュエーションも多い」と語り、監督は「自分はもっと昔のフィルムの時代。今はどんどん映像がきれいになっていって演出も大変」と明かしました。
最後に監督は、「以前別の作品の感想で『オチがなっていない』と言われ悔しかった」と語り、「オチ」を大切にする大阪の観客に向け、「映画『見える子ちゃん』の“オチ”はどうでしたか?」と問いかけると拍手が起こっていました。
映画『見える子ちゃん』は絶賛公開中! 監督・ヒロさん・トモさんによる「二回目に観てほしい」ポイントにも注目し、ぜひ何度でも鑑賞してください!