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監督×日替わりゲストトークショー4日目 オフィシャルレポート

6月12日、川崎チネチッタにて映画『見える子ちゃん』のトークショー4日目が開催され、ゲストに四谷みこ役の原菜乃華さん、百合川ハナ役の久間田琳加さん、そして本作の監督である中村義洋監督が登壇。大きな拍手に包まれながら、イベントがスタートしました。

まず原さんは公開から約1週間が経った現在の心境について「あっという間でした。SNSでもすごく面白かったという感想をたくさんいただいて、とても嬉しくて幸せな1週間を過ごしていました」とコメント。続けて久間田さんは「本当に菜乃華ちゃんの言う通り、エゴサーチってこんなに楽しいんだなって初めて思うぐらいに、すごく絶賛のコメントで溢れていて本当に嬉しいです」と語ると、中村監督も「いつもはあまりエゴサーチをしないんですが、いま毎日エゴサーチしているくらい。1番嬉しいのはメインキャストのみなさんそれぞれが演技を褒められていることですね」と語り、SNSの大きな反響がキャスト・監督のもとにもしっかりと届いている様子がみえました。

本日のトークショーでは、中村監督が選ぶ、劇中のみことハナのお気に入りのセリフを発表!

四谷みこ編
3位「あ、みんなに連絡しなきゃ」
2位「私も最初に見たの、○○○だもん」※ネタバレに該当するため名前を伏せています。
1位「先生、鳩。冗談じゃないですよ、こっちは生きてくんだから」

百合川ハナ編
3位「私がこういうところ嫌いなの知ってんのに、なんでそんなことすんの!?」
2位「説明してください。説明しないでいいです」
1位「ねえ、ユリアちゃん、誰と話してんの!?」

四谷みこ編の3位に選ばれた「あ、みんなに連絡しなきゃ」は、みこが幼稚園児の霊ツトムくんを無視するために発したセリフ。このセリフについて中村監督は、「映画の尺だと割とすぐ遠野先生(と背後の霊)がすぐ登場してしまうので、原作にあるような“幽霊を無視する”シーンって割と少なくて。だから大事なシーンだったんですが、このときの原さんの声がちょっと震えてるんですよ。震えてるんだけど無視している演技がもうたまんなくって。このシーンの撮影中に、原さん演じるみこは“これでもういけたな”と確信できましたね」と語ると、原さんは「あのような類の泣く演技はしたことなかったのでとても難しかったです。でも私もあのシーンを撮り終わったあとに、私もいけるなという感覚はありました」と撮影当時のエピソードを披露しました。

百合川ハナ編の2位に選ばれた「説明してください。説明しないでいいです」について、久間田さんは「そのセリフ、めちゃくちゃ恥ずかしかったです。演じるときにあまりにも悩みすぎて。現場にいたHさんというプロデューサーがとても怖がりな方なんですが、Hさんの話を聞くと、本当に怖いときって能面みたいになっちゃうらしくて。なのでHさんから“今からそのリアクションをやるので僕のモノマネをしてください”とアドバイスを受けて何度かテイクをやりましたね」とのこと。続けて中村監督は「Hさんはものすごくマッチョでコワモテのプロデューサーなんですよね(笑)。脚本を書くときにも、“本当に怖いときは敬語になって相手をつめる”とアドバイスを受けていました」と振り返りました。

続けて客席からのQ&Aも実施!「もし自分に霊感があるとわかったらどうする?」という質問に対して、久間田さんは「自分はハナと全く同じタイプで大声をあげてしまうと思います(笑)」とコメント。原さんは先日、本作の出演者で霊視芸人のシークエンスはやともさんに“死霊が憑いている”と霊視を受けたばかり。「最初はやっぱり怖いなって思うんですが、今はもう大丈夫です。見えないですけど仲良くしてます(笑)。私は割と生活に支障をきたしてなければいいかなと思っちゃうタイプ。もし見えちゃったら…やっぱりみこみたいに見なかったことにするのかなと思います。私も全力で無視します!」とコメント。

それに対して中村監督は「霊能者の方いわく、一生のうちで急に見え始めることは起こりうるそうなので、ぜひこの映画を対処編としてもう一度観ていただければと思います」と語りました。

最後に、原さんから『見える子ちゃん』ファンへメッセージが。
こんなに近い距離で、1人1人のお顔がちゃんと見れたり、質問コーナーを通して皆さんのお声が聞けてすごく楽しい時間でした。また2度3度足を運んでいただきたいですし、『見える子ちゃん』でエゴサかけてますので、ぜひ素敵なコメントよろしくお願いいたします」と語り、イベントを締めくくりました。

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