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監督×日替わりゲストトークショー2日目 オフィシャルレポート

6月10日、映画『見える子ちゃん』のトークショー2日目が開催され、ゲストに二暮堂ユリア役のなえなのさん、そして本作の監督である中村義洋監督が登壇。
会場には多くのファンが詰めかけ、イベントは温かい雰囲気の中スタートしました。

最初の話題は、なえなのさんの映画初出演について。

初日は緊張と不安でガチガチだったんですが、現場のみなさんが本当に優しくて、次第に行くのが楽しみになりました」と笑顔で語りました。
中村監督からは「クランクアップの時、泣いてたよね」と撮影時のエピソードが飛び出し、なえなのさんは照れくさそうな表情を見せていました。

さらに、オーディションの裏話も披露。
最初は『自分にできるのかな?』と不安でしたが、“これが最後のチャンスかも”と思って挑戦しました。そしたら演技ではなく、まさかの怪談話をするオーディションで驚きました」と振り返り、会場を沸かせました。

イベント後半は、観客からの質問に答えるティーチイントークコーナーへ。多くの手が挙がり、「わあ、早いですね! 嬉しい! 勇気ある~!」と、なえなのさんも喜びを見せていました。

ある男性ファンからは、アニメ版『見える子ちゃん』の二暮堂ユリアの大ファンだと語った上で、「役作りにはどのくらい時間をかけましたか?キャスト同士の仲はどうでしたか?」という質問が寄せられました。

なえなのさんは、「不安がずっとあったので、毎日ユリアちゃんを見て研究してました。九字切りの動きは習得に2週間かかりました」とコメント。さらに、「共演者の二人はシャイじゃないけど…」と話しているところで、中村監督が「いや、人見知りですよ!」とツッコミを入れる一幕も。
だから私が話を回す立ち位置になって、いろいろ質問したりしてました。楽しい現場でした!」と語りました。

監督には、なえなのさんが白目で倒れるシーンや変顔の演出について質問が。

全体的に、少しでも面白くなればと思ってやっています。白目は最初から決めてたわけじゃなくて、本読みやなえなのさんとの話し合いの中で“やってみようか”と決めました。ウィンクもその場のノリで」と振り返りました。すると、なえなのさんから「監督、ウィンクできるんですか?」と突然の無茶ぶり!会場には笑いが広がりました。

別の学生グループの女性からは、「霊は本当にいた状態で演じたのか?それともいない中で?」という質問も。

なえなのさんは、「メイクをした霊が目の前にいたシーンもあるし、CGであとから足すシーンもあって両方ありました。九字切りのときの小さな女の子の霊は実際に目の前にいて演じました」と答えました。
中村監督は「実際の人をぼかして映すと、すごく怖くなるんです」と、リアルな霊の表現について熱を込めて語っていました。

最後に、なえなのさんからファンへメッセージ。

2回、3回と見ても楽しめる作品です。私を“拝みに”来つつ、伏線回収にも注目して、ぜひまた劇場に観に来てくれると嬉しいです!

中村監督も、「今回が初めて一緒にお仕事した俳優さんたちばかりでしたが、本当に素晴らしい演技で、毎回見返すたびに感動しています。またぜひ一緒にお仕事しましょう」と感謝を込めてイベントを締めくくりました。

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